海洋国日本を代表する海洋県・長崎。
その中心的役割を占めるのが中通島(新上五島町)などの離島。
観光振興面で、かつてから指摘されてきたのですが、
旅行者が気軽に海を親しむ仕掛けが少ない、と。
その中でも、長崎市の軍艦島クルージングは
長年の取り組みが実った成功事例だと感じます。
20数年前にやまさ海運の長崎港クルージングを取材したことが
思い出されます。
11月7日、新上五島町若松地区で、
漁師さんを訪ねる機会に恵まれました。
若松地区の海域に船で出るのは初めてでした。
若松大橋を見ながらのクルージングは最高の気分でした。
海からの眺望は別格です。
10分ほどで養殖場に到着。
きれいな海水の入り江でヒオウギ貝を養殖されています。
漁師さんが手塩をかけて育てています。
かつてはアコヤ真珠の養殖が盛んでした。
上五島の魅力である海。
まずは地元の人々にその魅力を知ってほしいと
強く感じたクルージングでした。
離島観光の切り札になれると確信します。