観光客でにぎわう長崎市大浦町で、
日本初のふんどしセレクトショップ「TeRAYA」を経営する
かのこゆりさんをお招きし、商品へのこだわりについて
語っていただきました。




かこのゆりさんは新上五島町の事業者や起業希望者を前に、
自らのこだわりを語ってくれました。
・私は、ただ、好きなことをやっているだけ。ただ、店を始めるとき、
場所には徹底してこだわった。「ここならやれる(宅建資格も取得している)」と。
・ふんどしは日本で古来から使われてきたもの。それがなぜ適正に評価されて
いないのか不思議に思う。人の体の健康維持のためによいということを粘り強く伝えていく。
・お店にいいものだけを置くというのは、ふんどし自体の良さを伝えるため。
・お客様の8割はリピーター。そもそも興味がない人は店の中に入ってこない。
・仕入れは自分の思うようにやっている。自分が気に入ったものがあれば、その商品の発売元に連絡を取り、「扱わせてほしい」と交渉する。それでどうにかこれまでうまくやってこれた。
・店先に「ふんどし天使マイケル君」と「がちゃがちゃ」を設置している。近所の子どもたちに人気で、「マイケルって言いながら羽に触ると、いいことがある」という話が広まっている。


講義の途中、実際の商品についての意見交換会も実施しました。
商品への思いやエピソードなど、非常に示唆に富む内容でした。
2日目は事業者訪問を行い、売り場を見たかのこゆりさんは
適切なアドバイスを行ってくれました。



今回の助言を今後に生かしていきます。
ありがとうございました。